錦 戸 悦 子
Etsuko Nishikido
宮城県仙台市で、シータヒーリングのセッションを提供し、またシータヒーリングプラクティショナー(施術者)の認定資格が取得できるセミナーを開催しています。
私は、幼いころから周りに気を使い、感情表現が苦手で言葉をのみこむタイプ、人にどう思われるかを常に気にしていました。「自分がどうしたいか」ではなく、いつも人に合わせていました。両親ともに過干渉で威圧的、私は心の内では反発しながら、口論よりも沈黙を選びました。「生き辛さ」を感じながらも、無意識にそうしていました。色々なことに挑戦しても、どれもこれも長続きはせず挫折感ばかりを味わっていました。
結婚して母親になってからは、子育てに不安を感じ、いら立ち焦り、いつも怒ってばかり。子どもの寝顔をみては謝っていました。鏡に映った自分の顔があまりに怖くてゾッとしたこともありました。
自分が親にされて嫌だったことを子どもにしていると愕然としましたが、どうすれば止められるのかわかりませんでした。
「変わろう!」と決めてから、手当たり次第に本を読んだり、数々のセミナーを受講してきました。「セミナージプシー」とは、まさに私のことでした。
そして出逢えたシータヒーリング。
〈シータヒーリングとの出逢い〉
何も知らずに受けたセッション。「何が起きている?」と不思議な感覚を持ちながらも、安心感に包まれ、身を任せました。セッションが終わると、心が軽くなり頭もスッキリして、温かくて。何かに守られているような感じもしました。視界がパッと開けた感じ。セッション後に変わったこと。それは、「以前の私はこんな選択はしなかった」と自覚しながら、新たな見方や方法をスムーズに採用し、それを心地よく感じたこと。長年「慣れ親しんだ」愛着あるものが、「役目を終えたもの」に変化したこと。着実に前へと進んでいることをつぶさに感じました。私が求めていた答えが全てそこにあり、腑に落ち、感動と驚きの連続でした。
シータヒーリングでは、自分の感情を掴み、向き合います。
あの日あの瞬間、どう感じていたのか。そうすることで何を得たかったのか。初めてそう感じたのはいつだったのか。
「母の笑顔を見るために」「自分の悲しみがこれ以上大きくならないように」「子どもがたくましくなるように」…。私は願いを叶えるために、数えきれないネガティブな思考を駆使してきたことに気づきました。痛みやトラウマも思い出しました。
そのプロセスは辛い時もありますが、創造主に尋ねると必ずその答えが返ってきます。同時にヒーリングも瞬時に起こります。
創造主からの言葉は、自分では到底思いつかない内容で、全てを包括し、慈愛に溢れています。そして、私がそれを選択すると、一瞬で新たな生き方が始められるのです。まるで、これまでもずっとそうしてきたように、自分のなかにあったかのように、すっと心や体に溶け込んでいきます。
シータヒーリングは、最も強力なエネルギーヒーリングのメソッドの1つだと言われ、科学的(量子力学、脳科学、心理学など)にも裏付けられ、実証されています。
シータ波になり、創造の源のエネルギーと繋がり、自分自身の一番深い部分とじっくり向き合います。感情をしっかり掴んで、とことん味わうことで、不要な思い込みや信念を手放し、代わりに、これからの自分に相応しいものを瞬時に手にすることが出来ます。
雑多な負の感情に占められている心のスペースをきれいに片付ければ、ご自身が真に望む夢や願いを実現させるためにエネルギーを使うことが出来ます。
「私が人生を創造している」と、実感しながら日常生活を送る。これって最高に楽しくて豊かなことではないでしょうか!!!
C O N C E P T
心の月 コンセプト
私が「心の月」と名付けてシータヒーリングを提供している想い、こうありたいと願う私の気持ち、それらに繋がる言葉が書かれているカードに出会いました。LIFE TREE CARDの「MOON」というカードです。
M O O N
~ LIFE TREE CARDより ~
目に見えないところで
誰かのことを心から想い、信じる。
静寂と慈愛に満ち溢れた月は
優しさとは何かを教えてくれる。
暗闇の中でそっと寄り添うように
ただそこに在り
黄金色の光を照らし続けながら
何かを教えるでも手助けするでもなく
私たちの心の奥の思いを
全て包み込んでいく安心感。
優しさとは
見せるものでも伝えるものでも
ないのかもしれない。
様々な天体と調和をはかりながら
自らのリズムで満ち欠けを繰り返す月は
ただ月としての人生を全うしているだけ。
太陽の光を一心に移し出し
輝きながら光を分かち合う月のように
目の前の出来事や誰かの行為の中に見つけた光が
そのまま光としてあなたの中に反射し
その光線が波紋のように広がっていく。
そんな心と生き方が
優しさと豊かさを
生み出していくのではないだろうか。
どんな時も一所懸命自分を生きて
自分を大切に愛し、尊ぶこと。
大切な事、大切な人を
素直にあふれるままに大切に想うこと。
うまくそう在ることができなくても
自分も相手も大切にしたいと
想い、扱い、関わり続けようとすることが
すべてに内在するそれぞれの愛を汲み取り
愛として差し出せるような
精神の美しさと強さに繋がっていく。
そんな在り方から自然と生まれた選択と行動は
自分という存在をより透き通らせ
月光のような優しさとともに
関わるすべてに
愛と調和と最適な体験をもたらしていく。
やがて、あなたから生まれた優しさは
その光を受けた誰かの心を通じて循環していく。
いつしか国を超えて
優しさという同じ月を
それぞれの場所で皆で眺められるように。